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【スタッフブログ＃14】ウォーターハンマー現象とは
【スタッフブログ＃14】
ウォーターハンマー現象とは
ウォーターハンマー現象の衝撃音は、水道管の中で勢いよく水がぶつかることで発生します。主に2種類の原因があります。
原因①給湯器内部のポンプの急停止
給湯器や食器洗い乾燥機などのようにポンプで水をくみ上げ利用する機器では、一瞬で弁を閉じられる器具が組み込まれています。弁を閉じることでポンプを急停止させると、水道管内の圧力が低下し、内部で気圧が発生することで、水道管内の水柱が2つに分かれてしまいます。これを水圧分離といいます。
再び配管内で圧力が復活すると、分かれていたそれぞれの水柱が急激にぶつかることで衝撃音（カーン、ドン、ガン）が発生します。
原因②水道管内部の圧力の変動
ウォーターハンマー現象は、給湯器を使用していない時でも起こる可能性があります。
蛇口を急に閉めると、それまで水道管の中を流れていた運動エネルギーが行き場を失い、水道管の中で圧力が強くなります。
それにより水道管が振動を起こすことで衝撃音が鳴るのです。
ウォーターハンマー現象が引き起こすリスク
頻繫に起きている状態で特に対処をせず放置し続けていると、配管や給湯器本体にダメージが蓄積されてしまいます。
給湯器で今まで使えていた一部の機能が突然使えなくなることや、給湯器本体の大きな損傷につながる可能性があります。長年ウォーターハンマー現象を放置してしまっている場合や、頻繫に起きる場合は一度ご連絡ください。
対処法
①給湯器に水撃防止器を取り付ける
水撃防止器を取り付けることで、衝撃を機器側で受け止め吸収するため、給湯器や配管に大きなダメージが届きのを防ぐことができます。給湯器によって向いているタイプが異なるため、希望する場合は給湯器QQ.comにご相談ください。
②水道の元栓を絞る
水道メーターの近くにある元栓を絞る事で対策することができます。
水の流れるスピードを遅くすることで、衝撃が起こりにくくなります。しかし、きつく締めすぎると給湯器側で水が流れていないと判断されてしまい、空焚きを防止するための装置が作動してしまいます。
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